What is レトロフト?

Retro&Loft チトセは・・・

築40年のレトロなビルです。
ゴム靴・合羽などの卸を営む(有)千歳商店の本店でした。
戦後の焼け跡の時代から昭和40年代にかけて、ここ名山町は国鉄鹿児島駅から山形屋バスセンター・天文館繁華街へつづく、いつも人の波のたえない地区だったのです。


うそみたいですね。

今回、このビルはまったく新しい手法でのリノベーションが始まろうとしています。
それはどういうことかといいますと、従来のマンション・アパートとはちがって

「住み手の感性」

で自由に住空間を創り上げていってもらおうという新・スタイルです。
貸し主からの改装は水回りや電気など最低限にとどめて、住む人に自由に空間を作り上げることが可能です。
壁やドアに色を塗ったりは自由。
あちこちにクギを打って棚を作ったり、古い天井板をはずしてパイプ剥き出しのロフトに作り替えることも大丈夫。
友人同士でペンキを塗ったり天井をはずしたりといったリフォームの楽しさを、住み手のかたにも共有してもらいたいのです。
従来型のお仕着せ賃貸にストレスを感じていらっしゃる方には最適の賃貸スタイルかもしれません。


参考までに・・・・例えばドイツでは賃貸住宅でも住み手が自由に居室のドアやキッチンなど建築部材のグレードを上げていくことが標準的に可能なのです。住み手の判断でよりグレードの高い部材に変えていくことで、高品位の住環境を次の代にわたって共同で作り上げていく・・・。レトロフトではヨーロッパ伝統の方式をいち早く採り入れています。


なにぶん古い建築ですので、ぴかぴかの贅沢さはご提供はできませんが、都会的な市民意識にささえられた自由生活&街の中心に住むことでたいていの用は自転車で済んでしまう未来エコロジー的な快適さは・・・これらは間違いなく提供できそうです。

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